「北の信者」 |
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2019年 03月 23日
フラッターエコー
昨年からお約束してありました、「北の信者」ご夫妻がお見えになりました。 半日もあれば、北の大地から北関東の山間地まで出かけられるのですから、全く便利になったものです。 奥さんは「蔭点て」のお茶を飲まれた後、女房と『世界遺産 富岡製糸場』の見学に出かけられました。 オーディオルームで亭主達のマニアックな話を聞かされているよりはと、女房がお誘いしたものです。 小生としても、男同士の話(?)がし易くなりますので、願ったり叶ったりです。 そして「〇〇さんは写真を撮らなくていいですか?」といわれまして、あっと気づきバカチョンで撮らせて戴きました。 いつもと違って、テーブルの上にカップも茶菓子の容器も載っていません。そうです、小生が出すのを忘れてしまったのです。済みませんでした。 女房が、珈琲とお茶菓子の用意をして、途中で出してくださいと念を押して出かけていったのに帰ってきたらお勝手にそのまま、と云う事で後で叱られてしまいました。 でも、そこに気が回らないほどに楽しい充実した時間だったのです。 レコードをかけて合間の会話が弾みました。珍しく気合いも入っていました。 それは、音楽室に入って数分、ナヴァラの「白鳥」が終わった後でした。 「この部屋は、鳴きがないですね。」と言われました。 (え、もう気づいたんかい?というのが、本音です。) 今まで、百人とは云わないが、何十人というフリークが「ORIGINAL AUTOGRAPHの音」を聞かせてくれと訪れましたが、小生が話す前に気づいた人は、5人とはいません。しかも、数分です。 (参ったナー、この男ただ者ではないぞ! と思わず気が引き締まりました。) そんな訳で、久し振りに緊張感を持って、レコードもかけましたし合間の話も対応しましたが、まさに「have a good time」でした。 さすが、「北の信者」さん、NORDOSTの先輩、「博耳」です。 小生宅は築40年和風の家ですが、音楽室は「無線と実験」誌の「加堂鉄平」さんの記事を参考にして(直接お会いして音を聞かせて戴いたり、ご指導戴いた)、約21畳の不整型の部屋を離れとして造った物です。 母屋を造った大工さんには、「そんな不整型の部屋など造らない、大工の命はぴたっと角かどがあっている(90度)ことだ。」と言われ、仕方なくこの部屋だけ、同級生の旦那に頼んで造ってもらいました。 左右の壁は、1尺づつ(左右合わせて2尺)リスナー側が広くなっております。 波形になっているのがお分かりかと思います。 このように、工夫してみたので、フラターエコーはほとんど感じられ無いようになったのかなと思います。 それを「北の大地から来た男(失礼)」が、一発で指摘したのですから、内心、驚くなと言うのが無理でしょう。 かの「北の信者」さんのオーディオルームhttps://sinjitara.exblog.jp/28112004/も、良い響きを持っているのでしょう。 ブログで知り合ったのですが、また一人素晴らしい「お仲間」が増えました。
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by sankanchi
| 2019-03-23 08:05
| 音名経者(おとなふもの)
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2019年 03月 16日
’60年前後のZoot
「ハーマンのセカンド・ハードのサックス・セクションの一人として名を高めたが、ゲッツの陰に隠れ、当初は地味な存在であった。しかし、レスターに範をとった歌心に溢れリラックスしたプレイはファンから高く評価され、’50年代後半にアルと組んだテナー・チームであるアル&ズートの人気によって、彼のプレイにも陽が当たることとなった。(大和明)」 と云う事で前回の’56年のズートhttps://sankanti.exblog.jp/27365515/に続いては、「AL & ZOOT」を中心に’60年前後のZootを追ってみました。 ともに1925年生まれ(ズートが一ヶ月早いとか)の二人のごく初期のアルバムです。 「Crimea River」とか「East of the Sun」などの唄物がいいですが、12曲も入っているため、ソロは短めです。 こちらは8曲収録で、各自のソロもたっぷり楽しめます。 中でも、「It’s a Wonderful World」や「The Wailing Boat」など魅力的なトラックが詰まっています。 アル&ズートが最も円熟していた時期のライブ盤として名高いこのアルバム、1曲目の「Lover Come Back to Me」からノリノリです。また、B面には、フィル・ウッズ(as)も加わり、一気に「After You’ve Gone」まで聴き入ってしまいます。 何年も探し回って、ようやく渋谷のDISK UNIONのセールで見つけ、早くから列んで手に入れた物です。そういう意味では愛着がありますが、ボーカル入りの3曲は大概飛ばして聴いています。 この盤は、モノラル盤と両方持っていましたが、音の良さでステレオ盤を残しました。「アル&ズート」の中でも最も濃いアルバムではないかと思います。そのくらい二人が、バリバリ吹きまくっております。 これも良盤がなかなか見つからず、苦労しました。取り敢えずBETHLEHEMのステレオ盤を手に入れて聴きましたら、お風呂の中で再生しているような音でがっかりして、直ぐさまUNIONで処分してしまった事を思いだします。 ただ、弱小レーベル故かオリジナル盤でもそれほどは良い音では無い様な気がします。(’60年ですので、演奏が素晴らしいだけに、もっと良い音でもと欲が出ました。) 西新宿のハルズで、店主に「Autum Leaves」を聞かされて、つい買ってしまった盤です。ハルズの全盛時代(ラジオ番組で、売り上げが年8、000万を超えると店主が豪語していた頃)でしたので、ご多分に漏れず高価でした。 盤の仕様はオランダフィリップスのクラシック盤と同様です。 ユニオンお茶の水店で「大野さん」に薦められた盤です。彼は、最初はぶっきらぼうでおっかないと思っていましたが、何度か話す中に、本心は優しいお方で、蓄積したオリジナル盤情報を惜しげも無く教えてくれ、随分と助かりました。 この盤も、エド・ホールの10インチ盤共々、教えて戴いて嬉しかった、買って良かったという物であります。その後、新宿店に転任してからも何度かお世話になりましたが、ここ十数年はジャズ盤漁りもしなくなりましたので、お会いしていません。如何お過ごしでしょうか? ズート・シムズは「スイングが強力だと人に言われる度に、スイングしなくて何のジャズか、と応えた」そうですが、こうして聴いて見るとそのスイングに身も心も(Body & Soul)解き放たれます。 まさに、ライナー・ノート子ではありませんが、「ズートはずーっといい。」ということです。(何か、落ちが陳腐で済みません) #
by sankanchi
| 2019-03-16 14:48
| レコード盤(ジャズ)
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Comments(2)
2019年 03月 04日
改良2
前回の記事をアップして間もなく、「件の友人」から、「内部配線材がネットワークの箱から出ないようにと変な形に巻かれているけど、おまえさん気にならないかい?」との提言を戴いた。 そういえば、SPコードや電源コードを輪っかにする(コイル状にする)のは、御法度とのお達しが、昔あったことを思い出しました。 また、線材が全て堅く結束バンドで締め付けてあったので、そこも解放してやる方がいいかなーということになりました。 ここはまたまた、若い(小生達よりは)「球友親父」さんにお助け戴きました。彼は、手先が器用で、動作も身軽いので、1時間余で出来上がりました。 「件の友人」や小生は、口はいくらでも動くのですが体がついて行けません、だんだんオーディオ遊びも身にこたえるようになってきています。 尤も、口だけの援助も十分に有り難いと思っておりますので、今後も「件の友人」始め皆様よろしくお願いいたします。 気のせいか、音楽が伸び伸びと鳴っているように思います。 導入当初は、まあ、30Cmのウーハーと3000H、「604や605」のようにはいかんわな、とそこそこ諦めムードでしたが、どうしてどうして、結構Jazzが鳴るようになってきています。 「球友親父」さんが、例によってポツンと一言「SPの善し悪しは、繋ぐアンプ次第ですよ」と。 #
by sankanchi
| 2019-03-04 14:23
| スピーカー
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2019年 02月 21日
改良
過日、S.Oさんからメールを戴きました。 『最近、音質向上を阻む意外な盲点ともいうべきことに気づかされました。それは「ネジのゆるみ」ということです。100V電源コードのプラグを点検しなおしてみると、かなり緩んでいることに驚かされました。締めなおして再生音を聞いてみると、それはもうビックリ! 不思議なことに信号系とは関係ないはずのプレイヤーのプラグの締付もかなり効きました。まだでしたらぜひお試しください。』 小生のコードはCardas Clear Beyondですが、各コードとも今のところ2本の留めネジは実にしっかり締めてありましたし、ようやっと1個開けてみたら中の部品は透明な凝固剤でかためてあるしで、出る幕がありません。 そこで、先だって手に入れた、ALTEC601Cの箱とユニットを確認して見ました。 箱もユニットも結構緩みがあって、しっかりと締めてやりました。「キレ」が出てきたような感じで、乗りが良くなりました。 コンデンサーはCross Cap 4,10μFで、RはNS-2B(3W)50Ωがパラッてありました。 コンデンサーの指定容量は4μFで、Rは25Ω(5W)でした。 テスターで測ると、若干容量誤差がありますので、出来る範囲で(といっても4個の中)合わせました。気持ち多めの組み合わせを左側スピーカーにしました。 付いていた4,1μFより少なめですが、ツイターの3000Hにかかる負担を減らした方が幾分でも好みの音触に寄る様な気がしました。 まあ、DALEはNS-2BのパラがNS-5になった(私的にはNS-5の方がずっと音が良いと思っている)だけですが、同じく海神無線で扱っているフィルムコンは、価格差が数倍あるという先入観からだけでなく、こうして実際に使って見ると、ASC X335の優位性が明白です。 一度つけてしまうとアンプの様には簡単にひっくり返すことが出来ませんので、ここは、ひとつ良い物をと思いました。 (ムンドルフとかダイナミキャップとかという「件の友人」の進言もありますが、そこはまた、別次元の話としておきましょうか。) なにはともあれ、ネジの締め直しから、ネットワークの改良までやってしまいました。お手伝い戴いた「球友親爺」さん始め、「お仲間」の方々にはお世話になっております。 #
by sankanchi
| 2019-02-21 09:39
| スピーカー
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2019年 02月 14日
一件落着
「球友父子」の親父さんが、オシロと直流電源装置を携えてお見えになりました。 初段の6SN7を直流点火しても、ノイズは変わりません。また、アンプの何処を探っても同じ様な波形です。オシロで裸にされました。 (波形のあまりの乱れに、ショックで写真を撮るのも忘れてしまいました) あーこれは、根本的な問題だな、と思いました。 そうです、B電源に原因があるようです、25H150mAのチョークインプット専用トランスC-25ー150CH(橋本トランス)を使っていても、25Hのチョークインプット専用であっても、『チョークインプットはWチョークを基本とする』という先達の教えを踏み外していては、良いアンプは出来ないと云う事でした。 思えば、今までのチョークインプットアンプは、300Bのヒーター回路でさえWチョーク仕様です。なのに、今回に限って、老体でも持ち運べる16~17Kg程度の軽量アンプという思いが強く、また、以前に「管球王国」でチョークインプットでもチョークは1個(橋本の同じトランス)の製作例を見たこともあり(但しこのアンプはケミコンが200μFと強力であった)、作ってしまったのですが、結果として、B電源のリップルが取れていなかったという事です。 橋本トランスのチョークコイルで揃えれば良いのですが、大きいので、先ず試しに、「春日無線」の小さなコイル・650g・オリエントコアで試してみようと注文しましたら、翌日の昼前には届きました。対応がスムーズで、有り難いです。 結果は、ノイズ無し、素晴らしいの一言。 5H-150mAのごく安価なコイルが、死命を制することになりました。 理科系のオーディオを嗜まれるお方からみれば、「何を今更」とお笑いなされるでありましょうが、こちとら「結果オーライの文化系オーディオ愛好者」です、これでも、Good!です。 と、落ち着いたところで、例の如く微調整が始まりました。 件の友人によると、Z201よりも中域が厚いとか(まあ、気のせいでしょう)。 取り敢えず、ノイズの悩みから解放され、ゆったりと聞けるようにはなりました。 アンプが収まれば次はスピーカー、前の持ち主がネットーワークのコンデンサーと抵抗を交換してあるとか、一度確かめてみなくちゃナーとまた次の(弄れて嬉しい?)課題がでてきたようです。 #
by sankanchi
| 2019-02-14 10:08
| WE300Bトランス結合ステレオアンプ
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Comments(4)
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