BUD POWELL Ⅰ |
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2019年 05月 17日
今年はOK
連休の後、ようやく条件付きで通れるようになった草津志賀高原ルートを走ってきました。 暖かい日が続いているので、壁も例年よりは小さめである。 また、草津側と志賀高原側のゲートでは守衛さんが車を止めて確認している。歩行者・自転車・バイク・オープンカーは通行不可! 自動車も停車厳禁・必ず通過することとあり、朝8時から夕5時までの間である。 規制区間外では、若い人たちが山スキーを楽しんでいました。 そういえば小生も半世紀近く前、トンキンのストックを股に挟んで、ようやっと登った尾根から滑り降りたっけと懐かしくなりました。 (トンキンのストックなんぞは今の若い人たちは知らんだろうなー) 雪解け水の今頃は遠くから(展望台から)でも音が聞こえます。木々の芽吹きも始まっていました。 さあ、あと一時間余で小布施です、お昼は例によって「栗おこわ」ですが、何十回食べているか分かりませんが、飽きることがありません。 食後は、これまた決まったように「JAZZ喫茶BUDhttp://www.kokuhei.com/bud/bud.html」です。 WESTERNのアンプにSP等で、ステレオ盤も全てモノラル針で再生しています。 C・BROWNのBN10インチ盤(原盤はVOGE)のジャケットの実物を始めて拝ませて戴いたのも「BUD」でした。 BN5047,5048と揃えるのには、その後十年は要しました。 さてと、だいぶ長い導入になってしまいましたが、帰宅後の音楽室は、例によってBUD POWELL特集です。 とまあ、最近のお好み順に聴いていきます。 「59年にパリに定住するようになってからは、かっての精彩を失いつつも、不安定なプレイの中に突如放つ一瞬の閃きが、まるで燃え尽きようとする炎の最後の輝きを思わせるのも否定出来ない。(大和明)」 この盤については、細かい事は不要でしょう。 「ここに聞かれるパウエルのピアノは、淡々としたプレイの中にもリラクゼーションと味わいのあるものになっている。選曲も美しいメロディーを持ったものが多く、いつでも気軽に楽しめる作品に仕上がっている。(弥延久生)」 と続いて、止めが 「ウン・ポコ・ロコ」の3連発は、歳と共にきつくなってきたので、10インチ盤の方を取り出します。 こうして今年も、パウエルを聴いたなーと充実感と共に疲れを感じながら、風呂場に向かうのでありました。 #
by sankanchi
| 2019-05-17 17:12
| レコード盤(ジャズ)
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Comments(4)
2019年 05月 09日
5cm
10連休が始まると間もなく、「件の若い衆」がClear Beyond(以下CB) XL 電源ケーブルの音を確かめるべく、遊びにみえました。 JPA66では、再生音の粒立ちが良くなり、より上品な趣が出てきました。楽器の質感がより自然になった感じです。 KX-R Twentyでは、音場の空気が更に清澄になり、深く広いステージが出現しています。 従来のCBでも悪くは無いんですが、比べてしまうと、もうどうにも戻る気は失せてしまいました。 LP盤を何枚か楽しんだ後、若い衆が宣いました。 「予想していたよりいいですが、親爺さんならもっと良く出来るのでは?」 「うん?なんだい。」 と云う事で、 CBXLケーブルのコネクターを強化電源装置のACインレットにそのまま挿しています。 装置の出力(プレイヤーのモーターに接続)は、ヒヤリングの結果、ソケットとプラグをパスして接続コードを内部端子に直付けしてあります。 以前、AC DesignのZERO1,4を使用していた際は、このACインレット及びヒューズ(スーパークライオリファレンスヒューズ)並びにその右にある小さい電源スイッチをパスして、ZERO1,4をトランスのコードに直付けしていました。https://sankanti.exblog.jp/23471630/ その時の、ダイレクトな音を識っている「若い衆」の提言です。無視することも出来ず、じゃぁ試して見るか、ということになりました。 エージングも何もしていない、取り付けたママの比較試聴でしたが、もう全く、問題になりませんでした。鮮度というか音の実体感というか格段に向上します。 その後、近場の「件の友人」にも確認してもらいましたが、まあ戻れないね、と言った後「強化電源といって、別仕立でそれなりの価格を取っている物なんだから、今少し良質の部品を使ってもらいたいねー。」と云うご感想でした。 舶来でも国産でもこうした部品(プラグ、コネクター、インレット、ソケット等)は、6桁から7桁の物でも、結構普及品をあてがっているのが現状です。まあ、ノッティンガムばかりを責めるわけにもいきますまい。 そこで、AC DesignのW1に交換してみました。 レンジも広く、高域は銀コーティング軟銅線の特徴が出てきました。10cm足らずの接続線ですが、随分と変わるもので、うっかりすると、この線の音を聞いているンかいと云いたくなるほどです。 そうかといって、CBXLは壊さない限り分解出来ないので、こうしたアダプター(?)は必要悪なのです。 そうこうしているうちに、W1(テフロン)だったらZERO 1,4(ゴアテックス)の方がもっといいんじゃないかいと欲が出てきました。 何かの時にと、とって置いた1m弱のZERO1,4を切って使います。 一週間ほど楽しんでいましたが、ウーン未だ少し癖(AC Design特有の切れ込みというか若干の腰高感・嵌まれば無敵)があるな、どうするか。 ということになりました。 (でも、元に戻せばもっとがっかりするし・勿論その気も無いが) いいですねーー。特有の癖がほとんど感じられません。(多分少しはあると思うんですが、我が駄耳では、無視できる範囲です。) 滑らかで優しい自然な音楽(普通の音)が鳴っています。 やってみるものですね! 何時でも元に戻せるので、遊びに来た連中にブラインドテストをしても(オーディオには素人も含めて)、皆さん「改修した方がいいね」と云ってくれます。 たった5cmされど5cm、勉強になりました。 また、落ち着いたら次のボトルネックを探して、改良していきたいと思っております。 #
by sankanchi
| 2019-05-09 14:49
| プレイヤー
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2019年 04月 25日
懲りもせず・・・
CARDASの新型コード出たとかや聴きたくもあり聞きたくもなし 山間の自遊人 良質の電気を求めてⅨCARDAS2017年12月10日 https://sankanti.exblog.jp/28842607/ でClear Beyond電源ケーブルを導入して落ち着いていたのだが、早春の頃、件の店長からまたぞろ電話が来ました。 CARDAS Clear Beyond XL 電源ケーブルの貸し出し用が空いているとか。 下、現用の Clear Beyond 電源ケーブル 外見的には、プラグとコネクター及びコイルの部分が大きくなっていますし、線径も若干太くなっています。 また、プラグ等の内部は見るのが難しい様です(壊せば見られる、との突っ込みがありましたが、もうそうした興味・関心は失せました) お借りした物は長さ1,5mです、(逆)S字状態で空中配線してみました。 未だ、新品状態でエージングが済んでいないという代物でしたが、接続してみて、音を出す前にビックリしました。 いつもの聴取位置からAnnaLogを見ると、「え!動いているンかい?」というのが第一印象です。慌てて立ち上がって確かめに、大丈夫! きちんと動いていました。 でも、感覚的には、ずっと回転が安定したのでしょうか、ターンテーブルは制止しているようです。 レコードを載せてみました。 「ウーン、何と云えばいいのかな-、再生される音楽がより普通の音なんだよねー」と小生。 「滑らかで優しい自然な音です。また、聴きたくなります。」と球友親父さん。 「両者は個性の違う製品ではなく、ラインアップ上のグレードの違い・・・」という「信者」さんの言葉が思い出されました。 ああ、いつもの如く、聴い(識っ)てしまった喜びが、お足を動かす労力を上回ってしまいました。 JPA66にも挿してみました。 空中配線は乱れていますが、再生される音楽は更に整然と音場の空間(特に前後感)、各楽器の位置及びその間の空気感、そして実体感を増しております。 また、レンジが拡大され、高域は更に繊細で美しく伸びていますし、低音はずーっとほぐれてしかも深く沈み込みます。(Clear Beyond 電源ケーブルと比して) AC Design 1,4シリーズで「電線音頭」は終わりと思っていたのに、CARDAS、NORDOSTと踊るはめになりましたが、後悔よりも、この歳になってよくぞこの再生音楽をと思う方が勝ってしまいました。 箱もNORDOSTのような木箱ではありませんが、以前のビニール袋よりはだいぶしっかりしたものになっております。 初期段階のエージングは済みました。後は、じっくりと時間をかけて行います。 「北の信者」さんがお見えになってから、1ヶ月余またワンステップアップ出来たかなと思います。 ここ数年は、「同好の士」から刺激を戴く機会が格段に増えており、お陰様で、音楽室で再生される音楽も年々熟成されているようであります。 音楽会で演奏される音楽のように、「大きい音でも煩くない、小さい音でもきちんと楽しめる」再生を目途にまた工夫していきたいと思っております。 #
by sankanchi
| 2019-04-25 12:28
| プレイヤー
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2019年 04月 11日
たそがれいろ
きのう(4月10日)、名残雪というにはあまりにも遅い「春の淡雪」が舞った。 何となく、いつもと違った気分になって、今日はメジャーは止しておこうと云う事で、「BROOKS」を取り出してみました。 「彼の持ち味は、アドリブの冴えなどとは対極にある、つっかえ、つまりながらも全編にマイナー・ムードを漂わすティナ流フレージングにある。そしてそれを支えるかすれ気味のテナーの音色、という彼にしか出せない極私的隠し味の世界である。(後藤雅洋)」 「アメリカではほとんど顧みられぬまま世を去ったというブルックスだが、日本では’80年に当アルバムが発売されたことにより、ファンの間での知名度は一気に高まった。生前唯一のリーダーアルバム『TRUE BLUE』(BN4041)の録音に2年も先立つ本作だが、かすれ気味のトーン、やるせないメロディー作り、何をしても"マイナー方向”に流れていくかのような演奏振りは既に確立されている。(原田和典)」 ブルックスのファーストリーダーアルバムとも云われており、メンツも揃っている。 次いで、サイドメンとして参加した 「BLUE LIGHTS VOL,1」(BN1596)’58年5月14日 「BLUE LIGHTS VOL,2」(BN1597) 〃 「AT THE FIVE SPOT CAFE」(BN4021)’59年8月25日 KENNY BURRELLの3枚は、https://sankanti.exblog.jp/25854550/を参照願いたい。 また、「HOUSE PARTY/JIMMY SMITH(BN4002)にも、1曲参加しているが、オルガンものなので小生の関知するところではありません。 ただ1枚のリーダーアルバム4041(発掘盤は別にして)の6日前の録音です。 ここでも「黒々としたソウルフルなテナー」が聞けます。 そして、 お茶の水の「バードネスト」の店主にウオントを出して置いて、ようやく手に入れたことを思い出しました。 キングのGXK8202でさんざん聴いたので、ORIGINAL盤を手に入れたら安心したのか、それ程は聴いていませんが、やはっり『ズージャ』ですね、多言は不要でした。 フレディ・レッドに興味があるわけでは無く、ブルックスとマクリーンがいるので、断捨離にも遇わずに今のところ残っています。 やはり、ブルックスのいる3ホーンのB面の方を聴いてしまいます。「Appointment In Ghana」を聴きながら、もう夢心地です。 タイトルやレコード番号(BN4052)は勿論のこと、ジャケットデザイン、曲順までも決まっていたのに、発売されなかったLP。 ネットで、運良く手に入れることが出来ました。 あと、GXF3067「STREET SINGER」JACKIE McLEAN & TINA BROOKS ’60年9月1日のセッションを補完する盤が出ていますが、何処にしまったか?或いは、若い衆が引き抜いていったか忘れてしまいました。 とまれ、昨日今日とブルックス、マイナー・モードに満たされました。 あしたは、はれるかな~。 #
by sankanchi
| 2019-04-11 17:45
| レコード盤(ジャズ)
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2019年 04月 02日
ヒータートランス
WE300B刻印トランス結合ステレオアンプだいぶ馴染んできたようだが、WE300B刻印シングルモノラルアンプでそれぞれの球のヒーターをB電源用トランス(MS-250CT)からでなく、別途ヒータートランスから採って好結果を得たことを思い出したので、このトランス結合ステレオアンプでも試して見る事にしました。 6,3V・1,5Aが2回路、5V・2Aも2回路です。 デフォルトのトランスは6,3V・3Aですので、6SN7を2本採っても容量的には不足はありませんが、更なる高みを目指して初段の6SN7GTを左右別々に採ってみました。(例によって若干高めに出ますので、DALEのNS-5・0,1Ωをかませます。) ヒータートランスに場所を譲った追加のチョークトランスは、電源トランスと整流管の間に何とか填め込みました。 期待したとおり、再生音の粒立ちが良くなり、楽器の質感が向上しました。 これも、追加したチョーク同様廉価ですが、その効果は素晴らしいです。 先達が、ヒータートランスはBのそれとは別にせよ、とよく書かれていましたが、今回も「ウーン、なるほどナー」というところです。 大好きなテナー・サックスが、601Cでも(未だ38cmウーハーには及びませんが)、好みの音に少しずつ近づいてきているので、気をよくして久し振りに取り出して見ました。 両溝完オリです。 ’60年代以降、モンクのコンボで思いっきり評価を下げてしまったと云われるチャーリー・ラウズですが、そんな難しいジャズでは無く、バラード演奏を基調とした「YEAH!」は、淡々とした語り口で、和めます。 「You Don’t Know What Love Is」からもう、ラウズの世界に嵌まってしまいます。 マイペースのテナー一代男は、「モンク(文句)」無しで聞きたいと思うのは、小生だけでしょうか? 古希を経てから作製したWE300Bトランス結合ステレオアンプ、持ち運べるうちは、ジャズ(テナー)が気持ちよく聞けるよう工夫して行きたいと思っております。
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by sankanchi
| 2019-04-02 10:02
| WE300Bトランス結合ステレオアンプ
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