ATE-2 Ⅶ OFC単線 |
KX-Rをお使いということで、かなり感覚の近い方ではないかと推察しておりました。
アナログレコードは勿論、オーディオも試行錯誤のプロセスが面白く楽しませていただいております。
今後とも宜しくお願い致します。
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2016年 04月 10日
根気よく
選択型フォノイコライザーのコンデンサーリード線を金メッキOFC綿巻線に交換して成果を得た小生は、飽きもせずにATE-2にもトライしました。 フォノイコライザー出力段のカップリングコンデンサーWESTーCAP 0,47μF600Vを外した所です。出来るだけ従前のハンダを残さないように、ハンダ吸い取り線で綺麗にしました。DALEのNS-5の上に写っているのは、カソードのパスコンWESTーCAP 0,22μF1000Vです。右側に半分見えているのは、フォノNF回路内の0,47μF600V×2個の一部です。 この状態で幾日か聴きましたが、WE300B、PPアンプのカップリングコンデンサーのリード線を交換した際と同様の結果を得ました。再生される音楽が活き活きとしてきています。たった6~7cmの針金を金メッキOFC綿巻線に交換しただけなのに、嬉しい成果です。ハンダは、やはり、Sn4,5N+Ag+Auが合う様です。 ここで球友の勧めもあり、手持ちもあったので、カソードのパスコンB/G220μF100Vにパラってある0,22μFを、片側0,47μFに交換して比べてみました。容量が増えて低域がかぶるかと思いきや、とんでもない、高域は更に伸び、低域は締まって軽やかに沈み,中域の厚みは勝っているし、これは換えない手は無いということで、即刻、両方CPV09A1 0,47μF600Vに付け換え(勿論リード線も)ました。 フォノイコライザーNF回路内の0,47μF×2も迷わず、交換です。 これまでで、予想以上に高域が伸びてきているので、ハンダは、ここは鉛入り銅ハンダのサビット(従前JAZZ用アンプはこれがメインであった・分厚い低域が望める)を使いました。当初は悪くはありませんでしたが、1週間余経てハンダ等が落ち着いてくると何か今ひとつ面白くありません。躍動感が減衰しているようです。 そこで、また、Sn4,5N+Ag+Auにしました。当初は中高域が勝っていましたが、落ち着いてくると躍動感に満ちた音楽が流れ出してきました。右チャンネルも迷わず同ハンダに直しました。 ここまでで、試しに購入した金メッキOFC単線がなくなりましたので、ひと段落することにしました。 ATE-2 フォノイコライザーNF回路の配線図、オレンジ色のところが今回改修した所です。回路図で見ると些細な部分ですが、その効果は驚くほどであり、文化系オーディオの小生にも手が出せる所でも有ります。やってみて良かったなあー、と思っています。 部品が手に入ったら今度は何処を直そうか? ATE-2の残りか、WE300B PPアンプか、気分が高揚してきます。 そういう時には、「MODE FOR JOE」(BST-84227、’66年1月 VAN GELDER刻印 手書きマトリクス、耳マーク無しでオリジナル)の登場です。(1枚目は聴き潰して、ようやく見つけた準ピカの愛聴盤です。) JOE HENDERSONのテナーが腰高になりがちで、ここに焦点を合わせると、LEE MORGANのラッパが今一大人しくなり、なかなかバランスよく鳴らすのが難しい盤です。「A SHADE OF JADE」テナーは音触もいいです、さてラッパは? ウワー! 太くて厚いモーガンが実にブリリアントです。 さすが、「あんぷおやじ」さん(SPACE 294 Ⅱ 純銅 2016年1月24日の項参照)のおしゃっる通り、「純銅化」正解でした。ラッパが気持ちよく抜け出てきます。「MODE FOR JOE」、ヴァイブも伸び伸びとしているし、「BLAK」まで一気に聴いてしまい、今一度聴き返しました。 TANNOYでジャズなんてと先達に窘められそうですが、いやいや、拙宅のSilver in York かってのLAGUNAと同等とは申しませんが、JAZZの熱いスピリットを伝えてくれるようになりつつあります。 これは、いま少し愛情を持って手をかけてよ、とSilverが訴えているようでもあります。
by sankanchi
| 2016-04-10 21:04
| フォノイコライザー(ジャズ専用)
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Comments(2)
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gokurakutojigoku at 2016-04-18 22:39
はじめまして。北の信者と申します。我がブログに書き込み有難うございます。
KX-Rをお使いということで、かなり感覚の近い方ではないかと推察しておりました。 アナログレコードは勿論、オーディオも試行錯誤のプロセスが面白く楽しませていただいております。 今後とも宜しくお願い致します。
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by
sankanchi at 2016-04-19 10:16
おはようございます。こちらこそ、ご丁寧に有り難うございます。AYREのプリは、かれこれ4代(台)目でして、再生される音場(空間、奥行き)に惚れ込んで使っております。大兄のヴァイタリティの一端をお裾分けしてもらうべく、ブログも覗かせて戴きますので、よろしくお願いいたします。
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