WE300B PP Ⅶ ヒーター回路 ダイナミキャップ10μF |
昨年(2014)の1月にブログに載せましたが、その後ようやく、EP(2枚組)を手に入れました。(10inchは参考までに)。因みに、「sings irving berlin B-307」には未だに出会えません。
カレンダー
カテゴリ
全体 レコード盤(クラシック) レコード盤(ジャズ) レコード盤(その他) 電源関連 プレイヤー フォノイコライザー(クラシック専用) フォノイコライザー(ジャズ専用) プリアンプ WE300B刻印シングルモノアンプ WE300B刻印、PPモノアンプ WE300B刻印トランス結合STアンプ スピーカー 真空管 音名経者(おとなふもの) 部屋 未分類 以前の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2015年 06月 21日
適材適所
以前、「小音量でも心を奮わすようなアンプを目指したい」と述べましたが、前回、ダイナミキャップコンデンサ-10μF・310vの醸し出す音触には惹かれました。何とか、活用出来ないかとATE-2とか選択型フォノイコライザー等検証しましたが、結局WE300B PPアンプのヒーター回路の出口のケミコンにパラって見ることになりました。 今までは、16V4700μFのケミコン+Potter1μF200Vのオイルコンでした。オイルコンの1μFが入っているので安心して、ずっと検討箇所の対象外でしたが、ここは今一つ上を目指してみるかということで試して見ました。 先ず、例によって左側のアンプに取り付けてみましたが、初発の印象は、「たいして変わらねーなー」というところでした。 次の日、若干音がはっきりしてきたようです。中域の滑らかさも幾分増してきました。 3日目、同じヴォリュームでも音量が上がっております。ムム動き出したか! 右側と比べてみると、中域の厚い音楽がグッと抜け出してきます。モノラルの音場の厚みが一回り以上増しています。 5日目になりました。Lee Wiley が、小生一人のために優しく艶っぽく歌いかけてくれるのです。 躊躇無く、右側のアンプも改修しました。 かって作ったRCA2A3PPとかRCA50PP等、PPアンプだからとハムも気にならずに、簡単なヒーター回路しか試さなかった小生、今想えば、浅はかでした・・・。 最新鋭のスイッチング電源(定電圧)と雖も、その出力にパラッたコンデンサー(10μFたった1個)で、かくも再生音が向上するのです。「雑説(韓愈)」の「千里の馬」ではないですが、銘球と謳われるWE300B刻印と雖も、充分に良質な食(電気)が与えられないとその潜在能力を発揮できないということでありましょうか・・・。 左右改修して1週間余、再生される音楽の素晴らしいこと、この年になっても、音楽を聴いて心を躍らしています。 再生音が厚みを増し、音場が前後に更に深くなり躍動感がアップしました。 ボリュームはまた少し絞りましたが、伝わる感動はすこしも減ることは無く、増えるばかりであります。 「何を使っているかではなく、どう使っているか、だ。」、また一つ、先達の教えを噛み締めました。 ダイナミキャップコンデンサ-、これもまた、所を得て蘇りました。 昨年(2014)の1月にブログに載せましたが、その後ようやく、EP(2枚組)を手に入れました。(10inchは参考までに)。因みに、「sings irving berlin B-307」には未だに出会えません。 「TEA FOR TWO」に始まって計8曲、まさに至福(耳福?)の時を過ごしました。 SPACE 294と山本音響工芸のYC-03M(モノラル仕様)です。 14インチのターンテーブルに載せるとEP盤は、あまりにも可愛いですね。この可愛いレコードからLee Wileyの可愛らしくも艶っぽい唄が溢れ出すのですから、2曲毎に盤面を交換するのも、煩わしいどころか、また、楽しみでもあります。 EP45回転、やはり10インチ盤よりも唄が上手です。 ここ幾日かは、EP盤特集になりそうです。
by sankanchi
| 2015-06-21 09:14
| WE300B、PPアンプ
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||