STAN GETZ Ⅰ |
右は MUZAレーベルで、’60年live in Varsavia、Poland(両溝フラット重量盤手書きマトリクス)です。「THE FOLKS THAT LIVE ON THE HILL」等で、湧き出るフレーズで気持ちよさそうに吹いているゲッツに出会えます。
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2015年 04月 07日
職人 しばらく、ご無沙汰していたが、ようやくCORNER YORKを聴く余裕が少し(30分前後)でてきました。GETZを聴いて癒やされて(?)います。 「美しい音と素晴らしいフレーズ」のゲッツ、一方「気分屋」「手抜き」とも云われ巷の評判はあまり芳しいものではないですが、小生は会ったことは勿論、来日公演も聴いたことはない。彼に特に惹かれる様になったのは、今世紀に入った頃からである。レコードでしか判断できないので、「嫌な奴」も「手抜き公演」も関係ないというところです。 JAZZのレコードで一番数多く持っているのが、このゲッツです。50枚はくだらない(それでもかなり整理してである)。今日は、10inch盤を中心に載せてみました。 「There's A Small Hotel」で始まる’50,1,6のセッションは特に素晴らしく、中でも「What's New」(あまりにも耽美的な瑞々しさを湛えたスローバラード)は、ゲッツ美の白眉でもあります。 PRLP156 は ’53年のJimmy Raney Quintet(初リーダー作)のものですが、「ROUND ABOUT MIDNIGHT」では、ゲッツ美をじっくりと堪能出来ます。 後年、EARLY STAN・Prestige LP7255として、ゲッツの入った ’49年のTerry Gibbsのセッションと併せて12インチ化されています。 余録のEP盤、さすがに45回転、テナーの艶が良く出ています。(ユニオンお茶の水店の隅っこにひっそりと隠れていたモノです。その後、行く度に捜していますが、EP盤は縁が遠い様です。) ROYAL ROOST RLP402(両溝フラット重量極厚盤手書きマトリクス)、’50年のAl Haigとの録音、バラードナンバー「YESTERDAY’S」は感銘深いものがあります。 〃 RLP404( 〃 )、’51年3月、スウェーデンのメトロノーム・レーベルに録音された8曲(ゲッツは’51年にスカンジナビア諸国を巡るが、この時ストックホルムで吹き込まれたこれらの演奏も名高く、当地のミュージシャンの実力を知らしめるものであった)、中でも同地の民謡を紹介した「DEAR OLD STOCKHOLM」は、「その初々しくも瑞々しい美を漂わせたリリカルな音色とムードは、豊かな歌心と希代のメロディック・インヴェンションの才と相まって、聴き手を恍惚の美的世界に誘う永遠の魅力に溢れていた」と云われ、小生なんぞは、何十回聴いたか分からないほどの愛聴盤でもあります。 右下のEPは、metronome盤で、「ACK VARMELAND DU SKONA」とあるのが、「ディアー オールド ストックホルム」です。この盤は2枚目で一枚目はすり減らしました。 後年、the sound stan getz・ROOST LP2207として12インチ化されました。(ストックホルムセッションは全8曲から6曲が入っています) 歌心溢れたゲッツは相変わらずですが、「音自体が厚みを増し、心持ちハスキーがかった音色に変化してきている」と云われています。それにしても、メロディアスなイマジネイションに富んだゲッツを楽しめます。 右は MUZAレーベルで、’60年live in Varsavia、Poland(両溝フラット重量盤手書きマトリクス)です。「THE FOLKS THAT LIVE ON THE HILL」等で、湧き出るフレーズで気持ちよさそうに吹いているゲッツに出会えます。 良き時代の「インスピレーションの化身、霊感の塊、」といわれたゲッツが聴けます。当に、「短い時間に魂を吹き込むが如くの真剣フレーズの嵐」であります。 なお、Natashaレーベルから「MOVE!」STAN GETZ 1952-53として纏めてでていますが、それにしても酷いジャケットでした。 CLEF MGC-143・THE ARTISTRY OF STAN GETZ(両溝フラット重量極厚盤)’52年12月29日。後年、MGC-143のジャケット写真で「STAN GETZ PLAYS」として12インチ化されています。 Jimmy RaneyとDuke Jordan等を従えたQuintetのものですが、ほぼ全曲ソロはゲッツのみです。抜きんでた歌心と柔らかく艶のあるトーンで軽やかに吹きこなすゲッツの魅力に溢れた作品です。 右のEP2枚は、THE ARTISTRYの8曲です。PLAYSも探していますが、なかなか良いEP盤に出会えません。 とまれ、初期のゲッツどれもこれも素晴らしい。そして、中期、後期と更にパワーアップされた彼が聴けます。選ぶ時代もその日の天気と気分次第、当にゲッツということでしょか。
by sankanchi
| 2015-04-07 12:06
| レコード盤(ジャズ)
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