4年振り
前回オイル交換をしたのは、オーディオ備忘録で確かめて見ると、2013年10月のことであった。
ノッティンガムの主宰トムフレッチャー氏の「オイルは6年に1度交換すれば良い」との発言が雑誌に載っていたのでそのつもりではいたが、この4年で随分と周辺機器も様変わりしてきたので、ふと思いついて、「ヨッコラッショ」とばかりに始めてみた。
25mm厚、3KgのHDプラッターを外したところです。
重いメインプラッターは、十字の持ち手をねじ込んで持ち上げる訳です。
これが58mm厚、21,5Kgと老体にはきついのです。(腕を前に伸ばして、ほぼ腕力だけで持ち上げねばならないのです。)
まあ、とにかく根性でやりました。
軸受け(センタースピンドル)部分です。
外してみましたが、これもずしりと重いです。
ティッシュペーパーで3度ほど綺麗にした(真っ黒になった)後でもまだかなり潤滑油の汚れが出ました。
綿棒でようやく汚れも薄くなりました。小型スプーンで2杯程入れて様子を見ました。
(1週間後、潤滑油の浸透具合を見て更にⅠさじ程追加しました。)
この段階で、水平を出します。4角の脚を回して調整します。
なお、センタースピンドルは沈み込むまでに数分かかります。
2枚のプラッターを嵌め込んだ後暫く手で回して落ち着いたら、最終的な水平調整を念入りに行います。
回転を合わせた後、モーターのプーリーに写真の様に印を付けておくと、大体の回転の様子が分かりますので、ストロボスコープを使う回数が減ります。
一週間後に再度調整して問題が無ければOKです。(特に、軸受けのオイルの量をチェックする。)
気のせいか回転が軽くなったように感じられます。
そのせいか、特に高域情報が増え余韻が美しく消えていくような感じです。
次は、2年後くらいにはメンテしてやりたいと思いますが、今度は、事前に若い衆に相談して日取りを決めないと出来そうも無いでしょう。(体力が無いとオーディオも厳しいものですね。)
しばらく、二の腕と腰に残りそうですが、心地よい疲れではあります。