RECTANGULAR GRF Ⅱ |
インシュレーターやオーディオボードも高価故に賭けになってしまいます。出来れば貸し出ししてもらって試せたらいいのですが。
近年の製品は以前のような「単一の素材製品」ではなく、かなり計算されたモノですので上手くハマれば驚きの世界が待っているかもしれません。
小生も実際SPやアンプの下に挿入して”目から鱗” ”耳から耳垢”でした。
玉砂利を利用した物等〃、試して見ましたが、今の所小生には木材が一番合う様です。
利用している欅材も古民家を解体した際手に入れた物で、もう20年になります。結構曲がりが出ていた4寸柱を削って貰ってくるいを取りました。
只最近は、年配の棟梁がいなくなり、若い人では、欅材の加工は「歯がいたむ」といってなかなか受け付けてくれません。
「単一の素材製品ではなく、かなり計算されたモノ」ですか、すこし活動範囲を広げて試して見たいです。
小ぶりのロックウッド箱入りのレッドを、昔手に入れて使って来ましたが、なかなか上手く鳴らせず、今は机の上と、棚の上に横にして置いて、使っています。
高さも違いますし、いいかげんなんですが、何となく以前よりしっくりと聴けるようになった気がしています。
ふと思ったのは、セルロイドの接続プラグ、ねじ山も怪しくなってきていて、どうも接触不良も時々で、、めんどくさいと出てきているコードと、接続コードをより合わせただけで使っています。
まったく考えもしませんでしたが、しっくり聴けるようになったのは、プラグをパスしたことも、あるのでは、とお話をお聞きして、今更ながら気が付きました。
音楽はさっぱしですが、LPレコードのお話などすごいなあ、と思って読ませていただいています。
marcoさん書き込み有り難うございます。レッドはいいですね、小生40有余年タンノイを愛用していますが、中でもレッドが一番好きです。
SP内部コードとSP接続コードを撚り合わせてお使いとか、理想的だと思います。小生もそこから出発しました。今は、撚ったコードがほぐれることがあったので、ハンダ付けしています。友人などは、ハンダを嫌って、コードの先端を良く磨いてから撚った後、太めの綿糸を巻いて固定しています。小生は、ハンダの種類によって、音触が変わるので、現時点で好みのハンダを使っています。
惚け防止に気儘にアップしていますので、お気軽にお立ち寄り下さい。
私の部屋のフローリングは無垢のナラ材ですが、スピーカーの脚は確かに大事ですね。やはり無垢がいいようです。昔集成材を使いましたがなにか音がすこし濁る感じがしました。紫檀もやってみましたが高域にキツさが乗り、好みではありませんでした。特にタンノイはほっておいても鳴らしこむと低音が徐々に落ち着いてくるような気がするので脚の高さは当初よりだんだん低くしてきました。
今はキャラクターの乗りにくい極力柔らかい木(サワラ?)を使っています。
最初は30mmでしたが今は15mmの厚さです。サワラ?はその柔らかさで低音を若干吸収?しくれているような気がします。ナチュラルで落ち着いた音になり満足しています。
ランブラスさんは、「サワラ」派ですか。サワラは、軽くて水に強いので、鮎釣りのおとり箱等に使っていました。そういえば、昔の風呂は、檜かサワラでしたね。あと小生が使った中では、樫の響きも良かったです。ナラ材も硬くしっかりしているので、サワラが合うのかも知れません。
黒檀、紫檀は、ご指摘の様に高域に特徴があり、何処か一カ所で使うと面白いことがありますが、「ナチュラルで落ち着いた音」からは、離れると思います。
あと、小生宅ではAUTOGRAPHの脚の長さにより低域のカットオフ周波数が変化するような気がしていますが、如何なものでしょうか?
拙宅のautographでは、まさに単純に低域の量感というより先輩の言われるカットオフが変わるという感じが近いです。脚を高くすると最低域?の「ボヨヨ~ン」が減ります。ただそれも壁との距離を5cm動かすとまた印象は違ってきます。
thresholdのプリの電源部から本体に行くDCのケーブルをMILのテフロンの錫メッキ線に変えたら高域はしなやかになったのですが低域の「ボヨヨ~ン」が増えました。もう少しだけ減らしたいので再び「サワラ」の3cmに戻そうと思っています。
拙宅も艱難辛苦の果てに「過不足のない音」がでるようになってきました。モノラルでは厚みとそこに演奏者がいるようなリアリティーが出ますし、ステレオではステレオフォニックらしい素軽い広がりと弾むような音が出ます。
でも・・・何か物足りない・・・
おいしい音・酔ってしまうような音の追及はオルトフォンのSPUとオーディオリサーチのアンプを手放した時に
決別し、情緒的過ぎないやや冷静で客観的な音を出すことを目標としてきました。
それなのに・・・それに近いと思われる音が出てくるようになって、何かもの足りない・・
こちらの感受性が鈍くなっているのか?
いろいろ考えさせられます。
小生も、何年か周期で好みの音触が変化しているように思います。
「それに近いと思われる音がでてくるようになって」くると、無い物ねだりが芽生えるのかも知れません。
一方、また、更なる高みを目指すという楽しみも出てきます。
だから、生涯付き合える趣味なのかも知れませんね。