ATE-2 Ⅲ PB302F |
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2015年 10月 18日
再び
ATE-2、B電源の整流管は元々は6x4でした。6年ほど前、A&Mのセールス担当者Aさん(WE等の真空管アンプに精通した青年、既に転職)と色々話をする中で、WEの412Aにするとグッと良くなると教えて戴きました。 左が、6x4用の7ピンソケット(付属品)です。右の白いのがWE412A用の9ピンソケットで一回り大きいため、シャーシを削りました。配線も若干異なりますが、簡単に出来た方かと思います。 現用のWE412Aです。ヒーターの点灯が遅いタイプ(多分デートコード452あたりから速くなる)です。小生宅では、この遅いタイプが、厚みや浸透力が増して好みです。 この後、安定化回路(12BH7A&EF806F)を通って300V出力されるわけですが、WE412Aの種類(デートコードの異なり)によって再生される音楽の感動係数が変化するのには、驚いたものでした。 やみくもに古いものを讃仰するのは如何なものかとは思いますが、「球の世界」では否定しきれないものがあることも事実です。 WE300Bシングルアンプのヒーター回路のブリッジダイオードをPB302FからSIC SBDに交換(8月下旬)して、成果を得たことは以前述べましたが、ここで余った2個の内1個を再活用することにしました。それ程に、選択型フォノイコライザーのヒーター回路に使用したPB302Fの結果が良かったということでもあります。 左側、ATE-2付属のブリッジダイオードD2SB(600V1,5A)で、右が外したPB302F(200V60A)です。 ヒーター回路は、3端子レギュレーター7812を4個介して、それぞれGE5751・ブラックプレート3マイカ(3本)とAMPEREX6922・地球マーク緑文字(2本)へ配給されております。これがメーカー製か? との悪友の弁を待つ訳ではありませんが、確かに0,3A(5751,6922共に)が5本ですから、1,5A(D2SBの定格)でピッタリと云うことができます。 ウーン、それにしてもA&Mほどのメーカーでさえも、無駄(余裕?)はしないと云うことか・・・。 25V2200μFのケミコンには種々試した結果、WEST-CAPの0,1μFが付けてあります。高い方を若干補ってくれ、”乗り”がよくなります。 AMCA0,1μFでも良いですが、少し大人し目になりますし、WEのオイル(231A3μF)ですと濃くなりすぎて、Lee Wileyの粋が薄めになります。 とまれ、自分の好きな音触が一番ということでしょう。 これまで、WE274A(B)等の直熱管では、若干影響があるのかなとは考えておりましたが、傍熱管(WE412A)や半導体整流器(SIC SBD、PB302F等)でさえも、ヒーター回路の1000μFや2000μF以上もあるケミコンに僅か1μfにも満たない様なオイルコンデンサーやMCDA(シルバードマイカコンデンサー)をパラッただけで、これほど再生音に影響が出るとは思いませんでした。 『ヒーター回路畏るべし、ゆめゆめ侮るべからず』であります。 ここ何ヶ月か半導体整流器で遊ばせてもらいました。また、新たに範囲が拡がったような気がしております。
by sankanchi
| 2015-10-18 08:48
| フォノイコライザー(ジャズ専用)
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