WE300B PP Ⅲ WEST-CAPオイルコンデンサー |
尤も、WE310BとWE300Bのそれぞれ1本が少しぐらぐらする様になってしまったという、余波もありましたが、望む方向に音楽が再生されるようになってきております。
DALEのNSー10、NSー5も全く問題はありません。
ようやく、何個かWEST-CAPが手に入ったので、WE311Aのパスコンにもパラって見ました。AZ-CAPも悪くは無いですが、音楽の旨味が違います。(格が違うと云ってもよい)。更に、ヒーター回路には、THE POTTER NL14556の1μF(多分200V)を、MARCONの10μF400VにはWEST-CAP 0,47μFをパラってやりました。また、WE311AのグリッドRは、カップリングを0,47μFオイルコンにしたので、一時、120KΩ(NS-10)でしたが、これもヒアリングの結果240KΩ(120+120)に戻しました。ボーカルは滑らかで艶ややか、温かで多彩な表現の歌が聞こえてきます。
モノラル仕様のアンプ2台です。比較試聴する際は、誠に都合が良いです。改造前と後、冷静に判断できます。また、モノラルで判断した結果がステレオで覆る事はありません。(その逆が成り立つかどうかは定かではありませんが・・・)
カップリングコンデンサーには、昔から気を遣って種々試してきましたが、カソードパスコンや電源のデカップリングには、それ程は配慮してきませんでした。
カソードのパスコンに使われているケミコンにWEST-CAPやMC-DAシルバードマイカを並列接続すると情報量が格段に向上します。
電源のデカップリングにパラってやると電源の質感を一変させてしまいます。透明感が増し、艶が出てきます。再生音楽が溢れんばかりに鳴り出します。
極めて小容量ですがその音質の向上には目を見張るものがあります。
それぞれ好みの物をパラって見て下さい。驚くほど変わります。(いつものことですが、好みに合わなければ、外せばOKです。)
sankanchi様に刺激を受けて、私もラインアンプにオイルコンを入れてみました。オイルコンはこれまで使った経験がなかったので、実は半信半疑でした。ところが、その変化の大きさには腰を抜かすほど驚きました。まさにsankanchi様の言葉のとおりです。もしsankanchi様との出会いがなければ、井の中の蛙で終わるところでした。感謝に堪えません。有益な情報をご提供いただき、ありがとうございました。
詳しくはブログに書く予定です。